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第719回例会 平成16年10月28日(木) nitanda 04/11/10(水) 11:18 [添付]

第719回例会 平成16年10月28日(木)
 nitanda  - 04/11/10(水) 11:18 -

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   第719回例会 平成16年10月28日(木)

◎本日の例会プログラム    ゲスト卓話「電気について」
        九州電力 中津営業所 福田所長
    ○次回例会プログラム    クラブフォーラム「100周年を祝おう」
        特別委員会 岡野重信委員長

◎本日の例会プログラム    ゲスト卓話「電気について」
        九州電力 中津営業所 福田所長
    ○次回例会プログラム    クラブフォーラム「100周年を祝おう」
        特別委員会 岡野重信委員長

前回(718回例会)の記録 平成16年10月21日(木)

■ビジター
 なし

■出席報告
 会員数    31名
 免除者数    0名
 対象者数    31名
 本日出席者    22名
 欠席者数    9名
 出席率        70.97%

■前々回出席報告の修正
 前々回欠席者    03名
 メイクアップ    02名
 欠 席 者    01名
 修正出席率 90.32%→96.77%

●メイクアップ
 松本、若松(中津中央RC)

●欠席者
 黒瀬

ロータリーソング

それでこそロータリー

会長の時間

会長  白石 耕三
 台風23号では被害は無かったでしょうか。    
 会長の時間で台風の話が今回で4回目になります。本当に台風の多い年です。10月になってもまだ来ています。    
 その台風を追っかけるように明日より、姉妹交流で山形に行って来ます。4クラブの皆さんに会うのを楽しみにしています。

幹事報告

幹事 田原 和己
●例会変更
中津RC、湯布院RC→11/3の例会は法定休日の為休会。
●幹事報告
1.米山梅吉記念館より功労賞をいただきます。
2.大貞公園菊花会より表彰状の依頼が届いています。
3.地区より国際奉仕のアンケートが届いています。
4.11月のプログランが出来ています。
5.宇佐RCより講演会のご案内が届いています。11月5日ウサノピアにて。
6.ガバナーエレクト事務所開設のご案内が届いています。

委員会報告

姉妹交流委員会 辛嶋委員長
明日10月22日(金)山形に8名で行ってきます。

ニコニコボックス
        
担当 会報委員会
○白石会長 金さん、今日は卓話をよろしくお願いします。
○岡野会員 100周年フォーラムの時に意見を。
○小野会員 明日からの姉妹交流よろしくお願いします。
○向笠会員 姉妹交流に気をつけて行ってください。
○梶原会員 金さん、卓話をよろしくお願いします。ニコニコありがとうございました。

ゲスト卓話

「米山奨学生として」
別府大学 史学部 金大煥氏
 皆さん、こんにちは。
 私の名前は金大煥と言います。別府大学大学院博士課程3年に在学しています。現在、日本に来日して、今年で8年目となり、去年からは皆さんのお陰で、米山奨学生になることもできました。今日は、中津ロータリアンの皆さんとお会いすることが出来て、とても嬉しく思っています。では、よろしくお願いいたします。
 私の研究テーマは『朝鮮鉄道の施設が韓国近代化へいかなる影響を及ぼしたか』について研究をしております。皆さんもご存知の通り、韓国も今年、紆余曲折をへて4月から世界5番目の国として高速鉄道を開通させることになりました。(これはフランスのデジェベと言う技術を借りたものです)韓国で初めて鉄道を敷設したのが1899年で、約105年と言う年月を経て、ようやく私の母国である韓国にも高速鉄道時代の幕開けを迎える事になりました。朝鮮鉄道の歴史を紐解くと、初めて韓国に鉄道を敷設したのは日本政府と日本国内の民間の資本家達によって造られた鉄道であり、1899年9月18日の開通から1945年の日本の終戦まで、日本が朝鮮を支配したおよそ46年間、鉄道路線の総延長は南北(韓国と今の北朝鮮)を縦断する約1.000kmもの鉄道ルート完成させました。
 日韓併合と言う悲しい両国の歴史の中で、私の母国である韓国は、私の第2の故郷ともいえる日本により、植民地化され失った物も多くありましたが、逆に韓国も日本から得た物が多数あることも事実です。その代表的なものが韓国に造られた鉄道と言えます。当時の韓国国民は数多くの精神的・肉体的な苦痛を日本から味わうことになりましたが、しかし日本によって造られた鉄道を中心として、韓国の繁栄の礎とすることにより韓国近代化と言う礎石を築くことができたのは事実であり、また日本による、韓国への鉄道敷設は韓国近代化の原動力、並びに加速を促した動因であったと私は思っています。そのような観点を中心として、少しでも韓国と日本の文化交流等の役にたちたいと通念し、日々研究に励んでいます。
(中略)
 韓国から一番近い国の日本は、当時の私にとっては近くの国ではありませんでした。やはり言葉の壁と文化の差異を強く感じていました。その中で一番困ったことがあります。それは「なぜ日本人はyesかnoをはっきり言ってくれないかなぁ」と言う不思議でした。これはつい最近の出来事でした。週3回大分県にある高等学校で韓国語を教えている私に、朝、その学校の先生から一本の電話がかかってきました。「今日は台風のため、生徒達は臨時休校になります」と言う内容で、私は「あ、そうですか、それでは私はどうすればいいですか」と質問をしましたら、相手の先生は「金先生は今、お住まいが別府ですか」と聞きます。その返事に私は「はい、そうです」と答えました。そうすると「じゃ、金先生は様相を見ながら…」という言葉で、私は「はい、わかりました」と返事をし、電話を切りました。
 午前中までの空模様は一変の変わりもなく、激しい雨と風でした。それで私の受け持ち授業も午前中だったことから学校には行きませんでした。
 自分なりにはちゃんと様相を見たと考えていましたが、しかし次の日、学校に行きましたら教頭先生からの呼び出しがありました。教頭先生が言うには、「金先生、昨日はなぜ欠勤したんですか、他の非常勤の先生はみんな出勤したんですが」と話され、私は「様相をきちんと見たんですが、午前中までは雨と風が激しいと判断したので…」と返事をしました。そうすると教頭先生は「様相を見ながらと言う話はしていません。伝言ゲームになってしまったなあ」と話され、そして「金先生、様相を見ながらと言う事は、午前中でも午後でも一旦は気をつけて学校に来てくださいという意味がありますが」と話をしてくれました。私はそのとき思いました。「うわわ、それだったら昨日の朝、電話の意味はなんだったんだ、電話が掛かってこなかったら私はいつも通りに雨にも負けず、風にも負けずにかわいい生徒たちに会うために学校に行ったのに」と。とにかく私は不本意ながら、相手が教頭先生であり、また私よりも年上であるから「あ、そういう意味ですか。すみませんでした」と謝りましたが、いまだに納得することができず、日本語の曖昧なニュアンスの難しさを痛感しました。
 日本人同士では通じるかもしれませんが、異邦人の人々には難しいと思います。異邦人にははっきり言ってほしいなと思いました。
(中略)
 第2の故郷である日本は、アジアを代表する経済大国であり、最先端の文化をアジア各地に伝播する発信地でもあります。アジアで中心的な存在の日本ですが、現在の若者達を見ると少し心配と不安感を抱いています。
 それはある日の出来事でした。米山奨学生の研修会が熊本でありまして、その日の朝、別府駅から大分駅行きの電車に乗りました。朝、出勤する人々で車内はほぼ満員でした。立っていた私にある二十歳くらいの人がふと目にとまりました。その人は朝から席に座って缶ビールを飲んでいました。その缶ビールを飲むことには何も感じませんでしたが、その人は飲んでしまった空缶をいきなり何回も足で踏み、缶をつぶしていました。静寂な朝の空気を一瞬にして破ったその人に私を含めて何人かの人がにらみました。そうすると、若者は自分をにらんだ40歳くらいの女の人に向かって大声で「おい、バアちゃん文句でもあるんかい」と因縁をつけました。そうすると、その女性は目を避けました。今度はずっと見ていた私に若者は「おい、おっさんも文句あるんかい」とまた大声で言葉を投げかけました。瞬間、私はビックリしました。(それはおっさんの言葉で)若者に返事をしました。「あの、初めまして。すみませんが私、おっさんではありません。金ですが」と言うと、その人は「貴様、オレをなめちょんのかー、このハゲオヤジがーーー」と言いましたが、私は静かに返事をしました。「あなた、いい加減にしなさい。朝からうるさいね。そして汚い日本語で喋るな。誰がハゲオヤジかい。もしあなたが同じ韓国人だったらさ、今日はあなたの死亡届と棺を作ってあげたのに、残念ですね。あなたはまだ若いし、これからの人生も長いでしょう。あなたが選択しなさい。日本人にするか、韓国人にするか」と。私の言葉で若い人は次の駅で私に向かって「うるさい、ハゲオヤジ」と言いながら降りたのです。たしかに朝から私もうるさかったかもしれませんが、しかしだれ一人私のように、その若者に対して忠告する大人はいませんでした。その事こそが一層私を悲しくさせたのです。日本のお父さん達に私は強く叫びたいです。「日本のお父さん達は優し過ぎなんですよ、もっと強くなってください。そして日本の未来を心配して下さい。未来の日本を支えるのは、今の若者であり、みなさんの子供たちなんですよ」と。
 今、日本の若い人々は確かに自由という言葉の意味がはっきりわかっていません。自由とは責任を伴わなければならないものであるのに、今の若者達を見ますと自由過ぎて乱れている感じがします。電車のこと以外でも、コギャルやヤンママ、そして未成年達の出来ちゃった結婚など、私にとっては理解できない事が一杯で、このままであればこれから第二の故郷である日本は一体どうなってしまうだろうと危惧されてなりません。
(中略)
 以上で私の卓話を終らせていただきますが、私の下手な日本語により大変お聞き苦しい点が多々あったことをお詫びいたします。今度は、ぜひ別府で皆さんとお会いできることを心から楽しみにしております。そして中津平成ロータリークラブの皆さんの益々のご発展と、御身のご自愛を強く祈念させていただきます。長い時間のご傾聴、誠にありがとうございました。
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