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第699回例会 平成16年5月20日(木)
 nitannda  - 04/5/24(月) 11:37 -

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   第699回例会 平成16年5月20日(木)

◎本日の例会プログラム    向笠公園清掃例会(諭吉茶屋)

    ○次回例会プログラム    国際大会の報告

前回(698回例会)の記録 平成16年5月13日(木)

■ビジター
 中津RC 出利葉康博君、山本洋一郎君

■出席報告
 会員数    31名
 免除者数    0名
 対象者数    31名
 本日出席者    24名
 欠席者数    7名
 出席率        77.42%

■前々回出席報告の修正
 前々回欠席者    09名
 メイクアップ    02名
 欠 席 者    07名
 修正出席率 70.97%→77.42%

●メイクアップ
 熊谷、若松(中津中央RC)

●欠席者
 青木、梶屋、黒瀬、二反田、土居、
 白石、渡辺

ロータリーソング

我等の生業

会長の時間

会長  小川陽一郎
 財団への寄付の件については、今まで再三お話してきました。
 昨年度の財団への寄付は約5,580万ドル、一人当たりにすると約50ドルでした。2001年に、2005年の100周年までに一人当たり100ドルにしようという目標がたてられ、この目標に向かって挑戦が続いているところです。
 マジイアベ会長は「友」の4月号で「私は、ロータリアンがホームレスの人たちのために低コスト住居を建てたり、遠隔の地域で井戸を設置したり、ロータリーが支援したエイズ専門病院でボランティアをしたり、低所得者の子どもたちへ本を寄付する姿を見てきました。その度に、私は自分がロータリアンであることを心から誇らしく思ったものです。」と述べています。
 私たちのクラブでは昨年は一人当たり約60ドルでした。今年は皆さんのご協力により、もう少し上の数字が見えていますが、もうすぐ締め切りますので、最後のお願いです。

幹事報告

幹事 松本 幹夫
●例会変更
 大分RC、大分東RC、大分臨海RC
●週報受理
 中津RC、仙台平成RC、津久見RC
●幹事報告
・来週5月20日の例会は向笠公園の清掃例会ですので、私服で結構です。
●理事会報告
・6月の例会プログラムの承認。
・6月最終例会の親睦委員会の予算の承認。

委員会報告

社会奉仕委員会 矢頭委員長
・来週は向笠公園清掃例会です。12:00に現地集合です。
親睦委員会 江渕委員長
・旅費他31,000円を国際大会参加者より、徴収致します。
永松ガバナー補佐
・次期地区クラブ奉仕セミナーが8月21日、三重町にて行われます。その準備に行ってきました。
ロータリー財団 小野委員長
・ポールハリスフェローの新規登録お願いします。
クラブ奉仕委員会 白石委員長
・来期の組織編成表が違っていましたので来週再配布します。
新世代奉仕委員会 加来委員長
・5月16日に清浄園との交流会があります。AM10:00に松水マリンパークに集合してください。

ニコニコボックス
        
担当 姉妹交流委員会
○小野会員 結婚式の仲人をやるので、大阪大会に行けません。2番目の孫が誕生しました。
○梶原会員 『市報なかつ』に中津祇園の大分県指定無形文化財決定の件で載りました。
○辛嶋会員 私も孫が誕生し、もう1才半になります。私に似てとてもおしゃべりです。
ゲスト卓話

「環境問題について」
水辺に遊ぶ会代表 足利由起子氏

1.はじめに
水辺に遊ぶ会 主旨
 中津の海岸を中心とする水辺の自然に触れることで、地域の自然を再発見する活動。
 1999年7月設立 現在会員130名
 中津の干潟
総延長10キロ 干潟面積 1360ha
周防灘西(北九州〜豊後高田)
 6739ha 有明海に次いで2位
 水辺に遊ぶ会のおもな活動内容
・干潟観察会・自然観察会・イベント
・調査活動 
・総合的学習のお手伝い
・海岸清掃と漂着物調査
・地域に残る伝統行事や風習の掘り起こし作業など
・広報活動
・会報「ガタガタ通信」発行
 (年4回)
・ホームページ 情報の発信   
・建物のない博物館
  水辺に遊ぶ会ミュージアム
 大分の自然
 大分県は、海・川・山・平野といった、多様な自然環境が残っている。
 少し前までは自然と人々がうまく付き合ってきた。
 社会が豊かになるにつれて海と人の距離が大きくなる。自然と人の距離が大きくなる。

2.生物多様性国家戦略について
国の政策 1992年リオ・デ・ジャネイロで開催された地球サミットで「生物多様性条約」が採択。
 80年代の熱帯雨林の破壊による多数の生物の絶滅がきっかけ。地球上の生物種を保全する目的。
 この条約を受けて1995年に生物多様性国家戦略を策定、これを更につくりかえたものが「新生物多様性国家戦略」2002年3月に策定された。
基本 同じ生きものばかりではつまらない。生物はたくさんの種類が複雑に関係しあいながら生きている。ひとつでもかけるとバランスが壊れる。
では、中津の海の自然はどうだろうか?
 干潟・砂浜・砂州・ラグーン・カブトガニ・タイラギ・アオギス。
 中津では当たり前の風景や生きものは、国内ではもう見られなくなっている。この自然をどうやったら次の世代に良い状況で残していけるのだろう?

3.自然環境の抱える問題
生物多様性をおびやかす要因
1.人間の活動や開発
2.自然に対する人間の働きかけの変化
3.移入種や化学物質
1.森・川・海のつながりの分断
 中津はこのつながりが全部見られる場所(耶馬渓〜山国川〜海)。
 水の中に流れ出るミネラル・川が運ぶ土砂。
 森林の荒廃、ダムや堰による土砂のせき止め・護岸によるインパクト。
→中津干潟は山国川の河口デルタ海岸の砂浜の消失 
→浸食を防止するためにさらなる護岸
埋め立て
 最終的に海の力を低下させる
2.松林と海岸
昔は漂着物や枯れ枝、松葉を集めるのが子どもの仕事
林床や浜がきれい
ガスの普及→
林床の荒廃
松の弱体
松食い虫
3.移入種による攪乱 ハマグリ・アサリ
化学物質
環境ホルモンなど微量で影響
川の自浄能力の低下
水質の悪化
複合汚染

 1.から3.の要因が複雑に絡み合って日本の海は危篤状態

4.私たちにできること
護岸・埋め立て・ダム
すべてを否定することはできない
時代の流れ・その時々の最先端の技術
 「人間の生活を守る」と言う意味で必要だった。
 ところが環境が悪くなる一方 国の方針が変化。
 海岸法・河川法が改正 防御のみだった枠組みに環境・住民参加の項目ができる。
 開発する必要があるところは開発、その代わり守るべきものは守る
 壊してしまったものを元に戻そうという試みも始まっている→湿地再生法
 ところが、本来あった自然がどういうものかわからないため、どう再生したらいいのかがわからない。
 日本の自然史教育の立ち後れ→記録として残すことをしてこなかった。 

水辺に遊ぶ会
2000年より干潟生物の調査・目録作り
3割〜4割が絶滅危惧種
中津干潟の価値
瀬戸内海の漁業資源を支える場
健全な干潟の姿をとどめる最後の干潟
浜の歴史のヒアリング・記録
→このような活動が将来の保全活動につながる。
  ・三番瀬
  ・記録があまりない
  ・ヒアリングの結果
・中津の今いる生物30〜40年前に絶滅していた
 →中津が干潟再生のモデル

5.中津の将来と干潟
 中津干潟の貴重性
・次々に明らかになってきている。
・今よりも悪くなるのを止める。
・昔のような海にもどすためのの努力を考える。
・だから、わたしたちはいろいろな人々と話がしたい。
・「中津の海」という一つの環境で結ばれたさまざまな事柄を広く見る必要。
・地域に存在する自然の価値を、そこに住んでいる人達が知らない。
・悲しい事。
・中津の海を中心とした自然の素晴らしさを人々に伝える努力をしたい。
(文責/久恒)

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